みなさんこんにちは。
最近JB23型ジムニーのエンジンオイルを
せっせとDIYで交換しました。
前回、ディーラーでオイル交換してから
約4ヶ月半経ち走行距離が約4000kmで
エンジンオイルが真っ黒で汚い!
こりゃ来月の車検までもたないかと思い
色々考えた結果、交換することに。
物置内に余っていた鉱物油のオイルを・・・と
思ったわけですが、固いオイルしかない。
どうせ1ヶ月半で交換するので、
まいっか!なんて思い硬めにブレンドしました。
5wー40、10wー40、20wー50を混ぜ
実質10wー40程度の硬さになったはず。
そこでふと思ったのですが・・・
車好きはなぜか固いオイル(高粘度)のオイルを入れたがる
車好き、エンジンにちょいとうるさい人は
なぜか固めのオイルが好きですよね。
もちろん、固いオイルというだけではなく、
全合成油・部分合成油・鉱物油など色々と
こだわりが出てくる部分もありますが・・・
ここではオイルの固さだけについて考えましょう。
ここで事前に保険をかけるわけじゃないですが、
車へ対する愛は人それぞれですから、
固いオイルを入れる人の批判ではないです。
色々考えがあり、自らの経験に基づいて
そういう考えに至ったわけでしょうからね。
また、サーキットを走って超高温になる故に
油膜切れを恐れて入れるというのもあるでしょう。
なので、一概に固いオイルが・・・と
言っているわけではありません。
というか、どちらかというと私もそっち側。
今回固いオイルでもいいか!って思って
そのまま入れちゃいましたからね。
で、横道に逸れてしまいましたが、本題。
車好きって固いオイル、やっぱり好きじゃないですか?
たとえば、省燃費オイル0wー20指定の
現在のエコカーに10wー30を入れたり、
下手すりゃ10wー40を入れたり。
個人的な感覚では省燃費オイルの
0wー20指定だとしたら、
いいところ5wー30かなと思います。
あとはちょっと古くなったスポーツカーだと、
10wー30が指定だったりすると思います。
これに10wー40を入れるならまだしも、
15wー50を入れちゃったり。
エンジンからオイル上がり
(ピストンリングが傷つき白煙を吐く状態)の
症状が出てるなら応急対処としては
ありなのかもしれませんが・・・
固いオイルのメリットとかデメリットはないの?
固いオイルを入れるのがなんとなく変だなと
思っていることは伝わったと思いますが、
結局メリットとデメリット、あるんじゃないの?
とモヤモヤしている頃でしょう。
私もぼんやりとしていたので、改めて
メリットとデメリットについて整理してみました。
固いオイルを入れることで得られるメリット
上のほうでも述べた通り、オイル上がり
(エンジン内部が物理的に傷ついている状態)
が発生している場合、
固いオイルで物理的に抜けにくくすることで
延命処置として効果が見込める。
サーキット走行で超高温が起因の
油膜切れが発生しにくくなりエンジン保護になる。
固いオイルは気分的に保護してくれる気になる。
固いオイルを入れることによって起こるデメリット
エンジンオイルの通り道であるオイルラインが
想定より固いオイルによって詰まり気味になる。
これはターボ等で顕著に現れることが想定され、
タービンはエンジンオイルを用いて冷却するので
もしオイルが届かなかったら・・・と思うと恐怖。
オイルパンから吸い上げて潤滑している方式
(ほとんどのレースカー以外はこれ)なので、
オイルポンプ等に想定以上の負荷がかかる。
また、エンジン内部の潤滑をする際にも
固いオイル=抵抗ともなりうるので、
燃費が多少悪化することが見込まれます。
結局、指定粘度のオイルを入れるのが一番かも?
ざっと浮かぶだけでメリットとデメリットを
書き連ねてみましたが・・・
結論は硬いオイルにはメリットだけでなく
デメリットもあるので、指定粘度のオイルを
定期的に交換していくのがいいでしょう。
もし硬めのオイルを入れるとしても、
1段階程度に抑えておきましょう。
硬めのオイルは車に負荷がかかるので、
できる限り暖機運転をしっかりと。
私がオススメする暖機運転とは
エンジンを始動してから、
アイドリングで5分待たなくてもいいです。
ただただ、急加速や急ハンドルなど、
急な操作を避け(交通の邪魔にならない程度に)
操作をゆっくりしてあげてください。
エンジンオイルやギアオイル等に
だんだんと熱を入れてあげて潤滑しやすくして、
そこからぶんぶんと気分良く走りましょう。
コメント
ジムニーですと、省燃費オイル0wー20はオイルにじみが発生します。
燃費に関しては他の粘度5W30~15W50なら大差ないです。
チューニングして発生する熱量が増えた場合には高粘度かつ高性能なオイルに変更する必要があります。
jimny_tyreさん、こちらの記事にもコメント頂きありがとうございます。
やっぱり省燃費オイル設計じゃない車に入れると、にじみが発生しちゃいますよね。
5W-30~15W-50くらいのオイルだと燃費は気にするほど変化しないのは知りませんでした!
もちろん、チューニングした場合はそれに伴った始動方法・乗り方・手入れ・オイルに変更する必要がありますよね。
いろいろ教えて頂き、ありがとうございます!
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