2016年の2月1日から値上がりしたJBL Pebblesが
値上がりしたにも関わらず欲しくてたまらず、
ついに購入してしまいました。
ネットじゃ大絶賛だけど、車にJBLのシステムを組み、
家ではサウンドカードからRCA出力、プリメインアンプに繋ぐ
システムを使用している私が辛口のレビューをしてみました。
JBL Pebbles(ペブルス)のスペック
- USB DAC内臓
- USBバスパワー(ACアダプタ不要)
- 5cm(50mm)フルレンジドライバ
JBLのPebblesが受賞した賞は・・・
- 2014 SUMMER オーディオ・ビジュアル・グランプリ
アクティブスピーカー スタンダードクラス(ペア5万円未満) 金賞受賞 - オーディオ・ビジュアル・グランプリ2015
アクティブスピーカー(ペア3万円未満) 金賞受賞
- 2015 SUMMER オーディオ・ビジュアル・グランプリ
アクティブスピーカー(ペア3万円未満) 金賞受賞 - オーディオ・ビジュアル・グランプリ2016
アクティブスピーカー(ペア3万円未満) 受賞
いや~、過去の受賞歴から見ても、
5000円ちょいのスピーカーで50mmのユニット搭載機としては
かなりの凄い受賞歴ですね。
比較対象のオーディオはカーオーディオ
車載オーディオ 2.1chシステム
- アンプ
JBL GTO5355 - スピーカー
JBL C608GTi MKII - ウーファー
JBL GT5-1202BR
購入した時は綺麗にインストールしたかったんですが、
結局アンプ、ウーファーをトランクに設置し、
スピーカーは純正位置にそのまま(アウター化せず)装着。
デッドニング等は全くしていません。
本当はJBL創立60周年モデルの660GTiが欲しかったんですが、
さすがに30万(並行輸入物でも12万程度)は出せませんでした。
ケーブル込みでシステム全体の価格が12万くらいですかね。
家庭用オーディオ 2chシステム
- プリメインアンプ
ONKYO A-973 - スピーカー
SONY SS-4050(40年くらい前の物) - サウンドカード
ONKYO SE-200PCI
家のスピーカーは一時期JBLの4305H WHを買おうと悩み、
結局買ってないのでものすごく古い貰い物のまま。
システム全体でこちらも12万程度、やっぱり同じくらい。
40年前のペア価格7万が今だとどのくらいかはわかりませんが。
ついにJBL Pebblesを購入!
デスクトップパソコンでONKYOのサウンドカード経由で、
RCAでアンプへ接続、音出ししてました。
が、最近メイン機のデスクトップPCをほぼ起動しなくなり、
ノートパソコンのみで過ごしてたんですよね。
となると、RCA出力するためにはサウンド出力のある、
USBオーディオインターフェースを購入するのもなあ…
と、悩んでました。
ノートパソコンはHPのやつで、
beats audioのサブウーファーがついている
2.1chのモデルですが、まあ、物足りない物足りない。
で、お金をかけずにもう少し環境どうにかならんかな~と
悩んでいたところに飛び込んできたのはなんとアレ。
JBL Pebblesと同じくHarman社の
harman/kardonのSOUNDSTICKS WIRESSです。
クラゲなんて俗称で呼ばれてるあれヤツですね。
で、リアルに購入しようと悩んだんですが、
つい最近の2月1日にharmanの価格改定で2万以下だったものが、
結構高くなっちゃってたんですよね。
それもあり、2万以上出すのはなあ~
何より透明だし、煙草も吸うから埃にヤニが目立ちそうだし・・・
そんな感じで悩んでたところに、
黒のJBL Pebblesがひょっこりと顔を出したわけです。
USBで接続できるし、レビューもすっげー高評価。
悩みに悩んだ末・・・
まあ、買っちゃうか!
結果的にJBL Pebblesを購入しました。
JBL Pebblesを開封して聞いてみた(1日目)
接続してまず驚いたことは、音が悪い悪い
なんだよ、ノートパソコンと音質変わらないじゃん!
そんな感想でしたが、スピーカーを持って気付く。
音、スピーカーに出力されてなくない?
その通りでした。
サウンドの設定(beats audioの画面)で出力を変更。
するとJBLのPebblesから鳴り響いた音は・・・
まー、クリアーな音質!
ボーカルが目の前で歌っているかのような迫力です。
そしてコンパクトな50mmユニットというのを感じさせないような、
しっかりとした低音が鳴り響きます。
それもそのはず、バスレフポートに耳を近づけると、
どっから鳴ってるの?というくらい低音が響いてます。
こりゃもう、でっかいスピーカーいらないな・・・
そう思わせるほどの迫力に満ちていました。
接続して、ちゃんとスピーカーから音を出すまでの10分間、
酷評していた自分を情けなく思いました。
ちなみに、どこのレビューにも書いてなかった音量ですが、
PC本体と連動していて、
フリーでどこまでもぐるぐる回る非接点式タイプ?でした。
PCの音量に対して、スピーカーの音量も回るのかな…
そんなことを考えてましたが、そりゃモーター仕込む必要もあり、
面倒だしコストもかかるから、そんなことはしませんよね。
頭をリセットして家のオーディオと比較してみる(開封後2日目)
交互にデスクトップPCのオーディオと聞き比べます。
モーニング娘。’16や℃-uteなどのハロプロ系、
サカナクションやPerfumeなど最近?のJ-POP、
ジャズ・フュージョン系からBill Evans、T-SQUARE、
低音の鳴り響くLADY GAGAなどなど色々聴きました。
すると見えなかった問題点がぽつぽつと見えてきます。
まず、ベースで言うと極めて低音の部分・・・というんですかね、
すごい低音の部分は確かに鳴っていますが、音量が小さい。
そしてボーカルの声が強調されてクリアだったのもの、
改めて聞いてみると不自然と不自然じゃないギリギリのところで、
強調されているように聞こえてくる。
自然さが不自然さとの狭間、表面張力でギリギリって感じ。
高音はまあ、同じ感じですね。
(人によっては可聴域の関係で不自然と思うかも)
なんだ、JBLのPebblesってちょっといいスピーカーってだけで、
こんなもんなのか・・・
ネットのレビューなんてアテにならねー!
これがこの時点で、私の素直な感想でした。
意気消沈。そして翌日・・・(開封3日目)
といっても、今まで使っていたノートパソコンのスピーカーより
圧倒的に音質はいいので、色々BGMとして音楽を流し続けていると・・・
昨日まであんなに気になった不自然さが全然気にならない。
一瞬考えたのはエージングですが、それなりに鳴らしていたので、
エージングで特に変わるとも思えません。
第一、エージングなんてほとんど関係ないレベルの
50mmユニットという小径スピーカーですから。
ケーブルのエージングなんてそもそも信じてませんし、
あんなのスピーカーエッジの馴染み程度のものでしょう。
となると考えられることは私が慣れたという事実。
「人間なんてこんなもんなの?」
低音はちゃんと出てるし、ボーカルの不自然さもない。
もちろん、高音域はしっかり鳴り響いてます。
聞けば聞くほど、いい音じゃん!と思えてきます。
端子が金メッキされてないのが残念・・・
というレビューもありましたが、別にいらないでしょう。
端子が錆び(酸化)しにくいというのはありますが、
まあ、この価格帯だし高くなるくらいなら全然不要。
そんな金メッキ信仰しなくても・・・と思います。
エージングと金メッキの考え方については諸説あり、
個人個人によって考えは違うので、あしからず。
特にピアノ系の曲と、ボーカルがメインの曲、
そしてJ-POPとギターが鳴り響くような曲・・・
言ってしまえば、クラシックとかで、
地鳴りのような低音が出るような曲以外。
つまりほとんどの曲をJBL Pebblesは得意としてます。
JBL Pebblesを一番安く買う方法
私が価格.comで調べた最安値だと、
Amazonよりも若干安い別のショップが表示されますが、
Amazonは300ポイントくらいバックがありますから、
そう考えると最安値はAmazonで決まりでしょう。
ドコドコと地響きのような低音が響くのが好きな人は
JBL PebblesよりもHarman/kardon SOUNDSTICKSを
オススメします。
でも、自然な低音で全然かまわないというのであれば、
JBL Pebblesはオーディオシステムとしては間違いなく、最高の選択です。
カタツムリ型のJBL Pebblesは間違いなく、
あなたの生活に溶け込み高音質な音を奏でます。
いや~、本当に購入してよかった!
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コメント
自分も1年以上前に購入し、その音の良さに感激したものですw
現在も不満はないのですが、OS側の設定で重低音が補完できるという記事を
目にし試してみましたがなかなかよろしいです^^
・スピーカーのプロパティ「音の明瞭化」で低音ブーストを有効に
(私は周波数75Hz ブーストレベル6dBが気に入りました)
出力される音量自体が小さくなり(設定で対応可)音の広がりが抑えられる(高音域カット?)感じがありましたが、満足できる設定では適度な広がり感と低音がしっかり前に出てきており、全体としての質があがったかなという印象です。
ぜひお試しあれ。
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