インターネットで自動車関連のニュースを記事にしている、
Responseやclicccarなどの記事を見ていると・・・
新型車の公開時に、よく「スタディモデルか?」なんて、
目にすることが最近多くなってきましたよね。
で、スタディモデルって結局なんなの?と思い、
調べてみる事にしました。
スタディモデルをもともと使っていたのは歯医者業界の界隈?
歯のかみ合わせなど、自分の歯を型取りして作った
歯型の模型などを総称して、
「スタディモデル(スタディーモデル)」と言うようです。
歯医者(歯科医院)では、これを用いて患者に治療方針や、
治療方法を説明するために用いているようです。
これは自分の歯の状態をわかりやすくするため、
まさにスタディ(勉強)モデルのようですね。
他にも建築業界でもスタディモデルを使っている
一時期一世を風靡した新東京国立競技場や、
建物の設計建築にあたり、スタディモデル(スタディ模型)は
使われているようです。
主に初期の状態で作られることが多いらしく、
外観を試しに作ってみて恰好いいか確認したり、
室内空間が施工主(クライアント)の望む容量を
満たしているかなどにもスタディモデルは使われます。
また、注文住宅などでは、
設計士が説明するためにスタディモデルを作成し、
私たちに説明してくれることもしばしば。
(私はまだ家を建てていないのでわかりませんが)
そもそも、スタディの意味ってナニ?
スタディを辞書で調べてみると、
スタディと言う単語はStudyしかありません。
主な意味は?
- 勉強
- 研究
- 試作
- 絵にかいたようなもの
- 見本
- 典型
- 練習曲
これらがスタディの意味です。
車業界でスタディモデルが使われる場合の用法ですが、
どうもちょっと前のNSXとか、次期スープラとも言われている
トヨタのFT-1など、イメージ戦略のかなめのような、
コンセプトモデルに使われ血得るようです。
他にもつい最近のモーターショーで公開された
トヨタのS-FR(ライトウェイトモデル)とか。
たしかに、3番の「試作」という意味を考えると、
しっかり車体が作られてからのNSXには使われていないようですし、
なにか基準があるようですが・・・
しかし、コンセプトカーならコンセプトカーですが、
イメージ戦略のかなめと考えると、
コンセプトカーという呼び名はふさわしくないかもしれません。
と、いうことで私が出した「スタディモデルとは何か?」結論は・・・
メーカーが、まだブラッシュアップする必要があるものの、
イメージを形にして具現化(表現)したものと考えます。
他にも、メーカーが進みたい方向性を示す車、です。
S-FRなんかは、スポーツ性を高めたいトヨタの戦略車ですよね。
ということで、スタディモデルは試作であり、
メーカーのイメージ戦略でもあるような車を
スタディモデル(スタディーモデル)というってことで。
もし車業界の人か、意味を知っている方がこの記事を見ていたら、
どういう用途で使っているのか・・・
ぜひコメント欄で教えてくれると幸いです。
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