スカイラインGT-R BNR32の純正アルミホイールは恰好いい。
最近のCMで電気自動車のLEAFと競争(バトル)していた
ワンエイティ(180SX)や、R32/R33のタイプMだけでなく、
ローレル、そしてメーカーを超えてチェイサーなどにも
ドリ車用に流用している人も多かった。
そんな記憶が残っている人も多いと思います。
なぜこんなに定番流用されていたか
なにせ5本スポークというデザインが、非常にかっこいい。
そしてかっこよさもさることながら、
この16インチホイール、製造しているのはBBSです。
そう、F1なんかにもホイールを提供しているあのBBS。
更にこのホイールはレーシングカー譲りの”鍛造”だからでしょう。
鍛造ホイールといえば・・・
日本で鍛造ホイールを製造しているメーカーは、
BBS(ワシマイヤー)、ENKEI(エンケイ)、O.Z.(鍛栄舎)、
RAYS(レイズ)くらいのものです。
え、YOKOHAMAとかほかのメーカーは?と
思う方がいるかもしれませんが、他メーカーは
これらのメーカーに製造依頼し、OEM供給を受け、
鍛造ホイールを販売しているんです。
鍛造ホイールの値段は・・・高い!
一般的に販売されている鍛造ホイールは、
かなり高価格帯の製品が多いです。
BNR32はというと、4万台以上が製造され、
そのほとんどがこのホイールを履いて出荷されました。
するとどうでしょう、ホイールを交換したひとが”そこそこ高く”
売れるということで、好みのデザインにインチアップしたり、
チューニングされて更に幅広タイヤを履いたりして、
不要になったホイールを手放しました。
その結果、市場には鍛造ホイールが供給過多となり、
かなり安く手に入ったというのも流用が多くなった理由の
一つに挙げられるでしょう。
BNR32←→BCNR33←→BNR34など、
相互に交換されたり色々な組み合わせが当時ありましたね。
BNR34のホイールはいまだに高値安定で取引されている
さっきはR32の純正鍛造ホイールの話でしたが、
R33、R34もまた、BBS製の鍛造ホイールが奢られています。
そしてBNR34では、18インチという現代的な
ホイールサイズという事も相まって、いまだにヤフオクでは
高値で取引されています。
歴代スカイラインGT-R(R32~R34)のホイール、タイヤスペック
BNR32のホイールサイズ・・・・
- サイズ:16インチ
- 幅:8.0JJ
- オフセット:+30
- タイヤサイズ:225/50R16
- 外周径:631mm
BCNR33のホイールサイズ・・・・
- サイズ:17インチ
- 幅:9.0JJ
- オフセット:+30タイヤサイズ
- 245/45R17
- 外周径:652mm
BNR34のホイールサイズ・・・・
- サイズ:18インチ
- 幅:9.0JJ
- オフセット:+30
- タイヤサイズ:245/40R18
- 外周径:653mm
スペックを見比べてみると・・・
こう見てみると、BNR32のホイールだけ8Jですね。
もしBNR34のホイールを履くとなると、
若干引っ張り気味にする必要がありそうです。
もちろん、タイヤサイズの外周がほぼ一致していることも条件。
と、なるとですよ。
外周がほぼ一致しているタイヤは以下の通り
- 215/40R18・・・外周:629mm
- 225/45R18・・・外周:637mm
- 245/40R18・・・外周:628mm
おそらく軽いローダウンでもしていれば、
キャンバーがついて245/40R18でも入りそうです。
ですが、もし純正車高のままでは215/40R18のタイヤが
外周から考えると一番合ってそうですね。
フェンダーにどうしても当たってしまいそうなので、
引っ張りタイヤが良いかなとも思いましたが、
タイヤサイズ的に無理なようです。
といっても純正車高なら当たらないだろうし、
ローダウンしていれば大丈夫だと思います。
なにせかっこよすぎですからね!
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