1947年にイギリスにて、
小型スポーツカーの製造をするメーカーとしてTVRは誕生しました。
1990年頃はもうイギリスで独立系メーカーの中では
かなりの販売台数を誇るメーカーでした。
ですが、2004年にはロシア系の企業に買収されてしまい、
会社運営が混乱。
そして2006年に経営破綻しました。
そこから時を経ること7年間、
2013年に経営権を購入した企業があり、現在に至ります。
TVRの車作りの理念
「ハイパワー&ライトウェイトこそがスポーツカーである。」
と言われており、
フレームにFRPのボディを載せた方式が多く存在します。
ロータスのエリーゼやエキシージ、
ケータハムのスーパーセブンと同じような方向性の思想ですが、
そこに更にパワーを与えたイメージですね。
TVRの車はどんなのがあるの?
TVRタスカンスピード6
この車が一番有名でしょうか。
他にもサーブラウなど知名度がそこそこある車もあります。
(といってもかなりマイナーですが)
ちなみにこのタスカン、西武警察2003の撮影をしている見学者に
スタントマンのミスにより突っ込んでしまい、
国内でも悪い意味で一躍有名になってしまいました。
タスカン6のスペックはどんな感じ?
最終的には6速ミッションを搭載した4000ccの
直6エンジンという恐ろしいスペックです。
その馬力たるや400馬力オーバー・・・
更には車重は1100kg程度であり、
非常にパワーウェイトレシオに優れた車です。
そして極めつけはLSD(デフ)が入っているものの、
エアバッグもなく、ABSもなく、
トラクションコントロールなんてもちろんなく。
運転技術を持つものだけが乗れる車です。
それ故に、運転技術のある人間からすると
非常に楽しめる、自由度の高いスーパースポーツカーになります。
そして!そのTVRが復活するぞ!
新しいTVRのエンジンを供給するのはイギリスの
老舗エンジン制作メーカーであるコスワースです。
TVRは新型車の生産を2017年目標で設計しているとのこと。
何より日本国内ではほぼ見られない、
ドライサンプ式のエンジンオイル潤滑方法を採用しています。
(国内で販売している車はほぼオイルパンを持つウェットサンプ方式です。
これはオイルをかきあげるため、馬力のロスが少し、ほんの少しですが発生します)
TVRの次なる車に期待ですね!
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントする