ランボルギーニといえば、スーパースポーツカーを作るメーカーで、
ランボルギーニディアブロやカウンタックで有名ですね。
そのランボルギーニが、2017年末までには
ウラカンというSUVを販売するそうです。
※訂正:ウラカン⇒ウルスです
ランボルギーニ の新型SUV、2017年末までに登場
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ですが、はるか昔にランボルギーニがSUVを出している歴史をご存知でしょうか?
いわばご先祖様と呼べるでしょう。
時は遡ること30年弱・・・
ランボルギーニはもともと農耕車を作っていたメーカーです。
そして1986年にLM002という本格四駆の車を作っています。
ですから、ランボルギーニの初SUV(クロカン)ではないんですね。
その写真はこちら
なんとも無骨です(笑)
SUVが流行る前にこんな車を作っていたランボルギーニ、、、
時代が早すぎたんですね。
スペックも驚愕の性能です
元がアメリカから依頼を受け、アメリカ軍向けの車として
1977年に「チーター」として発表されました。
しかし、そこからクライスラーのV8エンジンを搭載し、
なぜかミッドシップ配置をしてしまうランボルギーニ
攻め攻めです(笑)
しかし軍用として日の目を見ることはありませんでした。
ですが、ランボルギーニ、スーパーカーに関して一日の長があります。
もう突き進むだけ突き進みます。
- 自社製のV型12気筒をリアミッドシップからフロントに搭載
- そして主なボディは軽量を極めるためにFRP製を採用
- ドアにも現代では普通ですが、アルミ製のドアを採用
- そして砂漠地帯のオフロードも走れるようにエアクリーナーを特注
これらのことをやりにやり尽くし、最高出力450PS(馬力)、
トルクは51.0kg-m、そして車重3,000kgを超えるモンスターが完成します。
最高速度はなんと206km/h!
もちろんエアクリを特注としたことからわかるように、四駆性能も手は抜かない
副変速機(トランスファー)を兼ね備え、
4WDとFR(後輪駆動)を切り替えられるパートタイム4WDとなっています。
もちろんATなんて生易しいものではなく、
5速のマニュアルトランスミッションです。
タイヤも極太の325/65R17という驚愕の太さ
内装もガッツリこだわり尽くす
シートやインパネ類には本革をたっぷりと使い、
赤一色の内装なんて特別仕様もありました。
そしてエアコンはもちろん、
カーオーディオまで兼ね備えて至れり尽くせりの動く応接間!
ランボルギーニのテクノロジーを総動員して作った車
それがLM002なのです。
そして1986年から製造されはじめ、生産終了が1993年。
7年間も制作され続けましたが…販売台数何台だと思います?驚愕の301台です!新車時の価格は2000万円を超えていたと言われているので、
むしろそんなに売れたのかというくらいですね(笑)
でも、ランボルギーニといえば個人的には…
サーキットの狼ですね(笑)
2016/1/9 追記
なんでかわかりませんが、
ウラカンとウルスを勘違いしてました。
ウルスはウラカンのシャシーを流用している。ということで
間違ったのかわかりませんが、この記事で出てくる
ウラカンは全てウルスです。
申し訳ありませんでした。
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