MID4という日産の
ミッドシップスポーツカー(未発売)と
ホンダが誇るミッドシップの
NSXのデザインがそっくり。
いや、そっくりなんてもんじゃない。
同じと言っても過言じゃない・・・
見てみればわかります。
では、写真をどうぞ。
言わずもがな知られたNSX
ホンダNSXです。
やっぱり綺麗なボディですね。
芸術品のようなこのフォルム。
リトラクタブルヘッドライトと、
フロントバンパーに埋め込まれた
ウィンカーがステキですね。
実はさっきのがMID4
実はさっきの画像が、
日産のコンセプトカーMID4です。
こっちがホンダNSXです。
コアなファン以外は
見逃してしまうほど似ていませんか?
街中で走り去っていったら
「NSXが走ってった」としか
思わないでしょう。
MID4の生い立ち
MID4は1985年9月に開催された、
フランクフルトモーターショーで
コンセプトカー(プロトタイプ)が
発表されました。
1987年にはMID-2として、
このデザインとなっています。
市販間際か!?とまで言われましたが、
結局発売されなかった幻の車です。
この車に採用された技術が元となり、
スカイラインGT-R(R32)や
フェアレディZ(Z32)、
そしてインフィニティQ45、
シーマなどに展開されました。
MID4のデザイナー
当時日産のチーフデザイナーである
前澤義雄という方です。
この方はベストカーで、
新型車のデザインについて
MJブロンディこと
清水草一さんというフェラーリマニアの
モータージャーナリストと
評論されていたのが印象的でした。
何故過去形かというと、
去年の年末、
前澤義雄さんはお亡くなりに
なられていました。
ご冥福をお祈りします。
文章は(キャラクターでしょうけど)
なかなか面白く、いかにも
デザイナー気質の方でした。
これはまた後々記事に
させていただきます。
話がそれましたが、
お次はNSXの生い立ちにいきましょう。
NSXの生い立ち
バブル景気絶頂期、
「ホンダのフラッグシップを作りたいね。」
なんていう話からできた・・・
とベストモータリングでお馴染みの
ガンさんこと黒沢元治さんが
どこかのビデオで語っていました。
その後、黒沢元治さんは
NSXの開発ドライバーとして、
ドイツのニュルブルクリンクで
開発ドライバーを務めます。
最終的には後期型NSXで
7分56秒というタイムも残っています。
おっと、話がそれましたね。
NSXはホンダが1984年に
ミッドシップ車の開発を着手し、
それが契機となり、
NSXの開発も開始されました。
そして1989年、発表となるのです。
ここでひとつ疑問が
MID4が発表されたのが、
1985年の9月で、
NSXの開発開始が、
1984年となっています。
この特徴的なボディ、
どっちが真似たんだ?
見れば見るほどそっくり。
1984年にNSXの開発に着手して、
すぐさまデザインコンセプトが固まるとは
考えられないんですよ。
といっても、スーパーカーと言えばこれ!というデザインではある
平べったいボディに、
ミドシップレイアウト
そしてリトラクタブルヘッドライト
これは結局フェラーリでは
テスタロッサや348だったり、
ランボルギーニではカウンタックなどの
スーパーカースタイルだと思います。
サイドのエアダクトも
またしかりですね。
私の意見は・・・
結局日産はMID4を発売できず、
NSXは市販化にこぎつけた。
これは紛れもない事実です。
ですが、MID4に少なからず
NSXは影響を受けたと考えています。
(ホンダ党の方に刺されそうですが)
皆さんはどっちを推しますか?
コメント
初めまして!
以下のブログ参考にして下さいなw
http://bonbois.exblog.jp/9874981/
確かにフロントデザインは似ていますね。
だけど全体的なデザインはNSXの方が遥かに洗練されていますね。
yu-kiさんこんにちは。
コメントありがとうございます。
そうですね、MID4とNSXを見比べると、
フロントだけでもウィンカーとフロントバンパーが
ちょっと野暮ったいですからね。
凄いですよね。MID4-Ⅱ~NSX NA1~フェラーリF355の順で影響を受けるとは!
ホンダもオマージュと公言したんでしょうか?
ていうか日産もホンダもフェラーリに憧れてたっていうだけでは??
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