サンデーメカニックの工具選び

電気自動車のアイミーブに試乗してきました!

アイミーブはガソリンを使いません。
ガソリン世代としては乗らずにはいられませんでした。

試乗車では、10.5キロワット仕様と16.0キロワットという電池容量が違う仕様がありましたが、今回試乗したアイミーブは、リチウム電池容量の多い16.0キロワットのほうです。

20150220-mitsubishi-imiev

まず思ったこと

想像通りと言えばそこまでですが、一般の自動車のようにエンジンをかける動作をしても全くエンジン音がしません!

わかっていたことですが、これにはびっくり!

「ポーン」と音がした時点で、もう走行準備が完了です。

運転席に乗り込んでみる

EV車といえども、ダッシュボードを見てもパッと見は一般の自動車と変わりがありません。

しかし、トリップメーターが放電計になっていて、アクセルを踏むと、どの位電力を使ったかが一目でわかるメーター回りになっています。
そのほかにも、電池の残量計がメーターについていて、走行などで電池を使うと、減少していくのがわかりやすくなるようなメーター作りでしたね。

インパネ周りや座席等に関しては、ガソリン車のアイと同じ造りでした。

シートヒーター付き。暖房ってどうなの?

座席についてはなんと上級グレードや高級車御用達のシートヒーターがついています。

これは冬、エンジンかけてすぐは暖房が全くきかず(冷却水・クーラントの熱を室内に取り込んでいるので)、嬉しい装備なんですよね~
ジムニーにもクロスアドベンチャーなど特別仕様車にはシートヒーターが装着されていて、冬は常にONです。

もっとも、iMiEVにはエンジンがないため、暖房はすぐ暖まります。
ですが、暖房をつけてしまうと走行できる距離が結構目減りしてしまうんですよね。

走り出しのみ暖房とシートヒーターをつけ、安定したらシートヒーターのみつけるなどして消費電力を抑えるなど工夫が必要になります。

走り出すと・・・

電気自動車と言えども、普通の自動車のオートマチック車と一緒で、ギアをドライブに入れると動き出します。

しかし、走り出しがまたびっくり。

スーッといきなり進みだします。
それはもう、タイヤの走行音が聞こえるくらい静かです。

気色悪いレベルでしたね。

オートマチックのギアについて

室内のシフトゲートには、「ドライブ」と「エコドライブ」と2種類のモードが刻まれていました。

セールススタッフの方に違いを聞いてみると、ドライブを選択した場合、電池で得られるパワーを最高動力で出して走れるそうです。
ただし、電池はどんどん使ってしまいますから、一般の自動車でいえば、「燃費が悪い」状態で走ってしまいます。

エコドライブってどう?

もう一つのエコドライブで走ってみると、パワーを抑えて走り出します。
急加速などはできませんが、電池を長持ちさせるようにエコロジーに走ってくれます。

ちなみに、どちらのモードも運転していて、ストレスを感じたことはありませんでした。

試乗後に、セールススタッフにいろいろ説明を受け、やはり電気自動車の弱点ともいえる長距離を走るのはとても苦戦しているということです。

急速充電スタンドの普及が課題

水素で走るFCVなどでもそうですが、国でも急速充電スタンドの設置をがんばって設置しているようです。
しかし、まだまだガソリンスタンドに比較すると少ない設置であるのが現状ですからね・・・

更に、セールススタッフの方から、長距離を走るのであれば、「ガソリン車の方が得です」とはっきり言われてしまいました。
目安にどのくらい走れるのかと確認したところ、16.0キロワットの仕様であれば「80km位が限界です」と言われました。

しかし、近所の街乗りでしか使わない、走らないのであれば十分すぎる距離ですよね。
ガソリンを燃やさない分排出ガスは綺麗ですから、環境に配慮したすばらしい自動車です。

夜間に充電しておけばかなりランニングコストも抑えられますので、お金の余っている方には1台オススメします(笑)

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