愛知の長久手市にある、トヨタ博物館に行ってきました。
トヨタ博物館にもかかわらず、ベストコンディションの国内外の旧車どころじゃない初期の車から、スーパーカーのLFAまで飾ってあります。
今回はその一部を紹介します
トヨタ博物館とは
トヨタ自動車が創立50周年を迎えた記念に、日本の自動車史をいろんな面からとらえた博物館を設立しました。。
更に、1999年にはトヨタ博物館の開館から10周年ということで、新館も開館されて規模も拡大。
入場料は大人が1,000円ということで、ちょっと高く感じますが、飾られている車の資産価値が数十億円と考えると納得です。
いちばん凄い点は、トヨタ自動車の運営にもかかわらず、国産車メーカーでは日産・マツダ・ダイハツ・三菱・ホンダ・いすゞなどという現在の主要メーカーはもちろん、外国車メーカーではフォード・クライスラー・ロールスロイス・ランチア・アルファロメオ・ベントレー・ブガッティなどマニアックなメーカーまで並びます。
国内外で自動車の歴史を作った名車と言われる車がずらりと並んでいる姿は圧巻です。
なんとブガッティ・ヴェイロンを作り上げたブガッティの初代四輪車まであります。
フロントに取り付けられた、セルモーターがわりであろうクランクが時代を感じさせます。
エンジン始動時には、手回しでぐるぐる回すんでしょうね~
今、ブガッティ・ヴェイロンの次期型がコンセプトカーとして作られているらしいですね。
馬力は1001馬力をはるかに超える1500馬力オーバーだとか・・・W16気筒に4つカタツムリを付けたターボは伊達じゃない。
そして!今回トヨタ博物館に行った目的・・・日本が誇る赤字垂れ流しのスーパーカーといえば!
そう!LFAです!
トヨタとヤマハが久しぶりにガッチリと本気のタッグを組み、トヨタ2000GT以来である日本が誇るスーパーカーです。
お値段は3750万円ですが、抽選で販売され、500台が生産されました。
確実に開発費と製造コストで赤字垂れ流しと言われています。
真っ赤っかです。
この価格はぼったくりなんて言われますが、確実に元はとれてないでしょう。
現在も中古車相場を調べてみると、かなり高騰していることがわかります。
LFAの写真【フロント斜め前より】
定番のアングルですね
やっぱり本物は全然違います
写真で見るとかなり小さいですが、近くで見ると想像しているよりかなりサイズが大きいです。
全体のプロポーションはまさにスーパーカー
LFAの写真【リア斜め後ろより】
可変ウィングがあるとは思わせないすらっと流れるテール
3本出しのマフラー!
そしてリアを冷やすためのダクト!
たまりませんね
LFAの写真【右リアのアップ】
右リアに接近すると、プラスチッキーなことがわかります。
テールランプはLEDでかなり恰好いいんですけど、その下のダクトはアルテッツァのフロント下にあるエアダクトとさほど変わりません。
ただのプラスチックなんです
それがバリバリ伝わってきて、唯一残念なポイントでした
LFAの写真【左ヘッドライトのアップ】
やっぱりフロントヘッドライトもかなりキレイです。
この仰々しい造り。
プロジェクターヘッドライトが恰好いいです。
一瞬FT-86(GT86)と見間違えそうですが、全体を見るとそんなことは絶対にないです
本当にオーラがあった。
ボディラインの美しさ
今まで写真でしか見たことがありませんでしたが、多面性が凄いです。
LFAのこの写真左下からフロントフェンダーにかけて。
そしてボディライン
ここに見える陰影は全て角度が違っています。
曲線は美しく、そして直線でアクセントを付け、本当に美術品と言っていいレベルです。
これでエンジンもいい音なんだから最高の車
LFAのエンジンもまたコストがものすごくかかっています
管楽器チューニングに定評のあるヤマハが担当してますから
アルテッツァから市販車に搭載された歴史ある3Sエンジン
マークIIなどをはじめとするチェイサー、クレスタ3兄弟の心臓1JZ-GTEエンジン
そしてアリスト、スープラに搭載された2JZ-GTEエンジン
これらは全てヤマハの手が入っています
思わずヨダレが出そうな音。
天使の咆哮とは言い得て妙ですね。
トヨタ自動車は次期LFAを開発しているそうですが、今回のLFAはかーーーなりコストダウンされそうですね。
そりゃそのはず、初代LFAが赤字垂れ流しでしたから。。
どんな車に仕上がるのか、楽しみで仕方がありません。
次、またトヨタ博物館に飾られたらまた行ってみたいです。
愛知県に行ったら、長久手市のトヨタ博物館に絶対行くべきですね。
駐車場も広く、車好きなら絶対はずせません。
自分はこの前見たばかりなのに、もう一度行きたいくらいですから。
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