ロータリーエンジンの宿命
それはプラグかぶり・・・
特に気温が低い時期は
プラグがかぶりやすいです
RX-8の購入を考えてる人は
必見です。
プラグかぶりが発生しやすいシチュエーション
エンジンがあたたまっていない状態で
エンジンを停止してしまうと、
プラグが濡れたままになってしまいます
たとえば、近所のちょっとした移動や、
コンビニまで・・・駅まで・・・などなど。
他にも、セルを少し長めに回したり
そういうことをするとかぶります
プラグがかぶると、
エンジンがかからなくなりますから・・・
なぜ、ロータリーエンジンのプラグはかぶるのか
これはロータリーエンジンの
プラグの熱価とエンジンの性質が
大きな理由を占めます
プラグ熱価とは、
熱いときに本領発揮するか、
そこそこの温度で本領発揮するけど、
熱いときは本領発揮できないなどの
違いと考えてもらえればいいです
たとえば・・・
アルテッツァ
熱価6番
ジムニー
熱価7番
RX-8
L側 熱価7番
T側 熱価9番
そうなんです。
ロータリーエンジンって
L側とT側があるんです
他にも、NAのアルテッツァは6番手
ターボのジムニーは7番手
そしてRX-8はというと、
L側がターボと同じ7番手、
T側に至っては9番手です
L側とT側ってなんだ?
L側のLとは、
リーディング(Leading)の略で、
主な、主要な、第一級、
先導する、先頭などの意味があります
T側のTとは、
トレーリング(Trailing)の略で、
引っ張る、牽引などの意味があります
リーダーシップのリーダーと
車のトレーラーを思い浮かべると
なんとなく想像つくと思います。
2ローターなのに計4本プラグが必要
ロータリーエンジンが燃焼する
ローターの回転側手前が
トレーディング側、
ローターの回転奥側が
リーディング側
引っ張る側と引っ張られる側と
考えればいいと思います
本題の特殊なエンジンの掛け方とは
デチョークをします。
デチョークとは、
スロットルを全開にして、
セルモーターを回すことです
アクセル全開って
燃料ドバドバでるんじゃないの?
そう思うかもしれませんが、
RX-8のコンピュータには
停止時にスロットル全開で
燃料を送り込まないように
デチョーク機能として設計してあります
セルを回すと火花が飛びます
で、燃料がきていなければ、
ちょっとずつ燃焼していって
最後は完全に燃焼するというわけです
ちなみに、
セルモーターを回し続けると
モーターが焼き切れてしまうので、
7秒程度を目安にやってください。
といっても、RX-8オーナーの方は
ご存知でしょうけどね。
なお、当方ではセルモーターが壊れたなど、
苦情はうけつけませんので、
自己責任でお願いします(`・ω・´)
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