サンデーメカニックの工具選び

父の乗るZ11型CUBEのブレーキパッド交換をしました。

これまた割と簡単な作業なんですが、
ディーラーで頼むとパッドが純正品だったり
工賃で結構なお値段になってしまいます。

今回使用したブレーキパッドは
楽天で格安品を購入
実質5,000円弱で交換できます。

これです。

ミヤコ自動車工業は
メーカーのOEM品も作っていて、
価格も安いのでオススメです。

使用する工具

めがねレンチ、ウォーターポンププライヤー
ウォーターポンププライヤーの代わりに
ブレーキキャリパーを広げる工具、
いわゆるディスクブレーキセパレーターがあると便利で簡単です。

(送料無料でこの値段はすげー安いから買っちゃったw)

交換内容

事前準備として、
車をジャッキアップしてホイールを外しておきます。
このとき、車が落下しないようにしてください。

1.ボルトを外す

002[1]

ブレーキキャリパー下にある、
赤丸部分のボルトを緩めて引き抜きます。

2.ピンとプレートを外す

003[1]

ブレーキキャリパーのボルトを外したら、
赤丸の部分に刺さっているピンと、
青丸のプレートを外します。

その状態でブレーキパッドを溝に合わせて
持ち上げると、簡単に外れます。

004[1]

びふぉーあふたー。

あれ?意外に…というか全然減ってない。

3.パッドを交換して元に戻す

005[1]

2の手順と逆の作業をします。

本当はブレーキパッドグリス等を
鳴き止めとして塗ったりするんですが、
手元にグリスがなかったのと面倒だったので
やりませんでした。

ラバーグリスでもシリコングリスでもいいので、
ゴムに影響のないグリスをパッド裏に塗ればOKです。

ピストンを押し戻す

ブレーキキャリパーを戻すにあたって、
ブレーキのピストンがどんどんローターに近づいた状態になっています。

この状態でキャリパーを戻しても、
分厚くなったブレーキパッドにブレーキピストンがあたってしまい、
元に戻りません(試してみれば意味が分かると思います)

そのため、ブレーキキャリパーのピストンを
押し戻してやる必要があります。

押し戻す前に、ブレーキフルードのリザーバータンク
(ボンネット内にあります)の容量を見ておいてください。

ピストンを押し戻すと、ブレーキホースを通って
リザーバータンクにブレーキフルードが戻ります。

この際に元々なみなみと注がれていると、
あふれてしまう可能性があるんですね。

006[1]

前準備が終わったら、
画像のようにウォーターポンププライヤーで
ピストンを押し出します。

ですが、ピストンに直接工具があたると
ピストンが傷ついてブレーキオイルが
漏れだしてしまう可能性があります。

そのため、古くなったブレーキパッドを
ピストンとの間に挟み込んだり、
ブレーキピストンを押し出す特殊工具
(ディスクブレーキセパレーター)を使用
して、
ピストンを押し出します。

元の手順でキャリパーのボルトを締める

007[1]

キャリパーが戻ったら、
最初に外したようにキャリパーのボルトを締めます。

最後に

ブレーキパッドを交換し終わったら
必ずブレーキを踏み踏みしておきましょう!

これをしないと事故ります。

ブレーキが全くききません。

これでブレーキパッド交換が完了しました。

パッド交換後一発目のブレーキは
ピストンが戻りすぎていて
全くきかない可能性があるので、
特に注意してください!

以上、Z11型キューブのブレーキパッド交換でした。

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